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越後上越柿崎区 浄土真宗本願寺派 扇谷山浄福寺です。
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◇◆ 住職からご挨拶 ◆◇
ご縁があって、大阪から上越市柿崎区の浄福寺に入寺いたしました。
凄く立派な本堂にびっくりしましたが、それ以上に感激したのが周囲の欅や松などの緑でした。
まるでトトロの森にいるように感じました。
そしてこの寺院は、親鸞聖人と深いご縁がある『御旧跡』であるということでした。また、浄福寺の縁起を調べていると、私の父の実家の「姫路の本徳 寺」の名前があり、とても驚きました。
本徳寺は、本願寺第17代宗主である法如上人のご出身で、その方の御染筆も浄福寺にあり、
とても感激しました。
ただ、本堂が立派で聖人の『御旧跡』であるからと言って、本当の寺院だとは言えません。
そこに人が集まってお聴聞する道場でなければ本当の寺院だとは言えません。
そしてそれこそがこの本堂を建立された先人方の願いなのです。
今まで浄福寺の先代達は「伝承より大切なものは信心(教え)である」として、あまり浄福寺のことを
PRしてきませんでした。
しかしながらインターネットの時代になり、考えを変えていかねばならないと思うようになりました。
「歴史は言った者勝ち」みたいなところがあります。
真実でないにも関わらず、PRすることによって真実になってしまうことに憤りを感じています。
そこで浄福寺でも、この度ホームページを立ち上げることにいたしました。
今後とも、多くの人たちの拠り所となる寺院になれるよう頑張っていきますので、どうぞよろしく
お願い申し上げます。
合掌
浄土真宗本願寺派 扇谷山浄福寺
28代住職 井上陽雄
西本願寺御正忌報恩講にて導師をつとめる
病いをもつ、にもかかわらず・・・・
先日看護大で「人生の最後、どう迎えたいですか。」というテーマで講演会がありました。
上越総合病院院長の籠島充医師と東京都にある小平クリニックの山崎章郎医師のお二人の講演会でした。
山崎医師が、「皆さんは、あと余命2か月と宣告をうけたらどうしますか?」と会場の皆さんに問いかけられました。
私の場合は、身辺整理ですが、山崎医師が「感謝の手紙を書いたらどうでしょうか?」とか俳句や川柳などを書い
てみてはいいのでは」と言われました。
そこで、ある末期のガン患者さんの川柳をご紹介されました。
「ガンだとさこれでボケずに死にそうだ」
「死ぬ時もいっしょ仲よくしようガン」
「おいガンよ俺が食わせているんだぞ」
「本家より分家が元気俺のガン」
亡くなる三日前の会話
Aさん「お世話になりました」
私(山崎医師)「あちらで、いつかお会いしたら上、川柳教えてください」
Aさん「いや、川柳といわず、万流教えますよ」
世の中には、すごい達人がいるものですね。自分の最後を川柳で詠めたら、どんなに素敵だろうかと思います。
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